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株式会社オーレック

草と共に生きる~食の安心・安全を追求し続ける~

Tenant Interview

OREC (福岡市中央区赤坂)

1948年に創業し、自走式草刈り機をはじめとした業界初の製品を次々と世に送り出している株式会社オーレック様。今回は福岡初出店となる『グリーンラボ』開設にご尽力された経営総合部の関 雅文様にインタビューをさせて頂きました。

  • 始まりは手作業

― 始まりは手作業の農具製造から

赤坂の交差点に突如現れた緑のロゴ。窓際には何やら見慣れない緑色の機械が見えます。一瞬、車のショールームかと思わせるこの店舗は一体なんでしょう。福岡に住んでいる人なら一度は通ったことのあるであろう赤坂の交差点。その場所に『グリーンラボ』と呼ばれるこのスペースを構えたのはオーレックという会社でした。

同社は創業72年という歴史の中で常に農業、農家の方々に真摯に向き合い、数々の業界初の農機具製品を生み出した会社なのです。
OREC(オーレック)のOは「オリジナリティ」。その言葉通り、今回のインタビューを通して私は「農」や「食」に対する新しい価値観に出会うことができました。



ブランド発信拠点『green lab (グリーンラボ)』

― ブランド発信拠点『green lab (グリーンラボ)』

農業機械は、使っている農家さんの間では有名でも、世間一般ではあまり馴染みのないものです。同社の取り組みや理念を、一般の人も含めたより多くの人に伝えていきたいという思いからブランドリニューアルを試みました。2016年、取り組みの一つとしてブランド発信拠点である『グリーンラボ』を開設しました。

長野県長野市に1号店を、翌年には青森市弘前市に2号店をオープン。ショールーム型のこの店舗は実際に製品を見て触れることができたり、技術説明会やアフターメンテの講習会等のイベントを行うことで、農家の方々が気軽に立ち寄れる地域コミュニティの場となっているそうです。

これは「草と共に生きる」というコンセプトのもと、食の安心・安全を手助けする企業であることを知ってほしいという想いから実現したものでした。「ネット社会の中で私たちはリアルに見せることの大切さにこだわっています」と話してくださった関氏の揺るぎない信念を感じました。

そして2019年10月、3号店となる『グリーンラボ』が福岡に華々しくオープンしたのです。



― 「農・食・ものづくり」を体感してもらいたい

「農・食・ものづくり」

福岡のグリーンラボの特徴は何といっても1階にカフェを構えていることです。初めてお伺いした際、あれ?ビルを間違えた?と思ってしまう程、私の中では農業機械とカフェが最初は結びつきませんでした。

「なぜカフェを?」この質問に続く関氏の言葉に私は大いに納得しました。それはオーレックの農業機械を使って育てたお米を使ったカフェだというのです。そのうえ全て無農薬だとか。さらに2階のライブラリーには食・農に関する本を約250冊置いており、カフェでお飲み物を購入された方は自由に利用できるそうです。3階のイベントスペースは他の企業に貸したり、農・食をキーワードにしたワークショップを定期的に開催しているといいます。どこまでも農と食にこだわりを持っていらっしゃる企業努力に、私はすごい…すごい…‼という言葉しか出てきませんでした。

「入るまでは敷居が高いと思われがちですが、カフェやライブラリーなどを利用し体感して頂くことでリピーターになって下さる方が多いです。そんな方達がインフルエンサーとなって、この施設の魅力を発信していってもらいたい」と関氏は笑顔で語って下さいました。



保育園長
新メニューのお米ラテ・ほうじ茶を頂きました。
ホットで飲めるのは冬の時期だけだそう。お米の優しい甘さに
少し緊張していた気持ちがほっと一息できた瞬間でした。

― 常にユーザーファーストであれ

「食の安心・安全は誰もが願っていることだと思いますが、実際どういった取り組みをしているのかというと知らない方が多い。私たちは機械を提供する立場でもありますが、農家の方々がもっと引き立つ様なサポートもしていきたい。農家さんがいらっしゃるから私たちの会社が成り立っている訳でもあるので。」と常に謙虚な姿勢を忘れない関氏。

農家さんの高齢化が進み、徐々に農業に携わる方が減少傾向にある中で、一人でも多くの人に農業に関心を持ってもらいたい。そんな気持ちが今回グリーンラボを体感したことで一層伝わってきました。そして常にユーザーファーストであり、農家の方々に寄り添う姿勢がとても印象的でした。

最後に、ロゴマークの////は「草」を表しているのだそう。苗がその地に根付いてぐんぐん成長していき、いずれ立派な稲となり、周囲に実りをもたらす様に、これからも全国各地に根付き、農家の方々の未来を明るく照らし続ける企業であり続けることは間違いありません。



取材:三好不動産 広報課

これからも地域の期待に応えたい

株式会社三好不動産 吉永 匡孝

和やかに対談するオーレック関様と吉永

出会いは株式会社オーレック代表取締役社長である今村様と、当社専務が地元福岡の経営者の会でお知り合いだったことから繋がったご縁でした。
開店場所も決まり無事ご契約を終えた後、一番ご苦労されたのはコンセプト・ビジュアルを固めるのに時間がかかったことだとお聞きしました。それはグリーンラボとしてこれまでのものと統一感を持たせる必要があったからでした。 「建物のオーナー様には大変感謝しています。私どもがやりたいこと、コンセプトをお伝えし、何度もお打ち合わせをさせて頂いたことでご理解下さいました。三好不動産さんにも大変ご尽力頂きました。」と語って下さいました。
近隣にご挨拶に回った際は、「すごく期待している」というお声を多く頂いたそう。赤坂の交差点というと、この地域の方々にとってシンボル的なもの。今後どういう風に変化を遂げるのかという期待の声に嬉しさを感じる一方、責任重大だなとも感じた、と笑いながら話す関氏の眼差しには、その期待に応えてみせるという確固たる決意を感じました。
私自身もオーレック様の企業理念に共感し、このグリーンラボ開設に携われたことに大変嬉しく思います。この度は本当に有難うございました。

株式会社オーレック

オーレック

【住所】 福岡市中央区赤坂1-13-1
【TEL】 092-791-8540
【営業時間】 10:00〜19:00
【定休日】 日・月・祝
【HP】 https://www.orec-jp.com/greenlab-fukuoka/

株式会社 三好不動産 テナント事業部はオーナー目線を忘れません

天神西地区はトップブランドがひしめく商業激戦区。東京発の全国ブランドと九州発の伸び盛りブランドが凌ぎを削るからこそ、東京とはひと味違う個性が生まれるのかもしれません。それゆえこのエリアへの出店や生き残っていくのは容易なことではありません。そこで、三好不動産のテナント事業部は、ビジネス市場や現場に近い距離に立地しながら、活きた情報を収集。そこから見出せる活路をアップデートに、積極的な事業を考えるお客様へと提案していきます。私たちはオーナー目線を忘れません。そして、商業コンサル、デザイン提案からリスクマネジメントまで、皆様の末長い商売繁盛を応援します。

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電話番号092-716-5000

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